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発がん因子と発がん促進因子

 発がん因子と発がん促進因子は、がん発症二段階説で用いられている用語で、正常細胞に変異を起こさせる因子を発がんイニシエーター、変異した細胞を不死身にして増殖させる因子を発がんプロモーターと称されています。
発がんイニシエーターとして推測される因子には、“活性酸素”、“放射線”、“紫外線”、“ウィルス”、“化学物質”などが上げられています。
●活性酸素
 活性酸素はご存知のように日常的に作られているもので、活性酸素は運動やストレスなどによっても簡単に発生してしまうものですが、排気ガス、酸化脂肪である過酸化脂質、紫外線などを吸収することにより発生することが知られています。
 活性酸素はフリーラジカルとも称されており科学的にも不安定であり細胞を破壊し、破壊された細胞はDNAへも損傷が起ってしまい、これが頻繁に繰返される事により細胞が変異してがん細胞となってしまいます。
●放射線
 通常では大量に放射線を受けることはありませんが、大量に浴びるとDNAの損傷が見られます。
 ただ、がん治療の為に放射線療法を多く受けた事によって二次発がんと呼ばれるがんを新たに発症することがあります。
●紫外線
 オゾン層の破壊の広がりによって、地上へ届く紫外線量が増加しており、紫外線は活性酸素の増加を招きDNAを損傷させてがんの原因となりますが、子宮がんの原因には殆ど結びつかないようです。
●ウィルス
 現状知られているがんの発症を引き起こすのが確認されているウイルスには数種類があり、子宮頚がんはヒトパローマウィルスが引き起こすことが知られています。
●科学物質
 現状子宮がんを含めて確実に発がん性のあると言われる化学物質には50種類があり、中でも発がん性の強いと推測されるものは37種類、更に可能性が有るといわれるものが15種類あります。

 発がんプロモーターとして推測される因子は、日常の食事にも存在し、高脂肪食の過剰摂取はがんのプロモーターとしても作用し塩分の過剰摂取もプロモーターとして働き特に粘膜のがん化を促進してしまいます。
 又、体内で産生されている各種のホルモンも子宮がんやその他のがんのプロモーターとしても作用します。


 

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